2017年9月11日月曜日

野菜 Verudula ヴェルドゥーラ


付け合わせ野菜 Contorno コントルノ
本来の野菜料理はアンティパストなどと同様に独立した一品料理で、サラダ(インサラータInsalata)もその一つです。
しかし殆どの店はメイン料理の付け合わせとして出しているので、メニューに「野菜料理」という項目を設けてはいません。
なので、ここでは、付け合わせ野菜(コントルノContorno)としての野菜料理を紹介しておきます。

コントルノは「皿を縁取るもの」の意味があり、一般的にはアンティパストには生野菜、セコンド・ピアットには調理された野菜を付け合わせられます。
「白いんげんは豚肉の料理に」、「じゃがいもは仔羊肉や鶏肉のローストに」といった定番の組み合わせはありますが、店により独創的に組み合わせられています。
ちなみに野菜料理が独立している店ならアンティパストとしても注文できます。

よくあるコントルノ!

ポレンタ
Polenta
ポレンタ
玉蜀黍(とうもろこし)の粉を煮たもの。元々は北イタリアでの主食でしたがパスタの登場によって後退してしまいます。しかし最近は再び注目されるようになりました。
ポレンタも様々で、煮上げたまま、網焼き、揚げたもの、また水を多めに用いて柔らかくした「ポレンティーナ」などがあります。

アスパラガスのボイル煮
Asparagi Lessi
アスパーラギ・レッシ
グリーンアスパラガスを茹で、これに擦り卸したパルミジャーノ・レッジャーノ・チーズをかけたもの。ピエモンテ州やトスカーナ州でよく見られる付け合わせで、アンティパストとして出されることも多くあります。
日本では少し硬めに茹でる方が好まれますが、イタリアでは太いアスパラガスの甘味や旨味を充分に引き出せるよう、ナイフで軽く切れるくらいに柔らかく茹でます。

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野菜 Verudula ヴェルドゥーラ

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